Lumentumの次回決算は8月11日(米国時間)に予定されています。この決算、光関連の中で最も注目度が高い1本になります。理由は単純で、前回の数字が異常だったからです。売上は前年比90%増、営業利益率は1年で10%から32%へ跳ね上がりました。
前提|Lumentumは何の会社か
光を生み出すレーザー光源の中核企業です。AIデータセンターではGPU同士をつなぐ配線が銅から光へ置き換わりつつあり、その「光を作る」部分を担います。NVIDIAは2026年3月、Lumentumへ20億ドル(約3,000億円)を出資しました。単なる出資ではなく複数年の購入コミットメント付き、つまり需要の予約です。
7月の株価と、現場の言葉のずれ
7月、光関連株は一斉に調整しました。Lumentumも年初来+98%まで上げた後、7月中旬に下げる場面がありました。ただその直後、7月16日にBarclaysが投資判断を引き上げ、Citiは90日カタリストウォッチに指定しています。そして同じ7月、供給網の上流ではCoherentのCEOが「業界として、リン化インジウムの生産能力を使い果たした」と語りました。株は降り、現場は逼迫を訴えている。このずれが今回の決算の背景です。
8月11日に見るべき3点
| # | 確認ポイント | なぜ重要か |
|---|---|---|
| 1 | ガイダンス(会社の見通し) | 株価を動かすのは過去の数字ではなく未来の数字。+90%成長の持続性を会社自身がどう見ているか |
| 2 | 供給制約への言及 | 「作れないほど需要がある」のか「需要が鈍った」のか。同業の発言と突き合わせる |
| 3 | NVIDIA関連の進捗 | 購入コミットメントの消化状況。CPO向け光源の立ち上がり |
僕の見立て
今回の決算は「良いか悪いか」ではなく「7月の株価調整と、現場の供給逼迫のどちらが正しかったか」の答え合わせです。数字が良くても期待を超えなければ株価は下げます。逆に、ガイダンスに供給制約由来の強さが見えれば、7月の調整は値段が息を整えただけだったことになります。決算発表後、この記事の下に要点の答え合わせを追記します。
決算の日程は決算カレンダーで毎週更新しています。関連銘柄の全体像は光電融合の米国銘柄マップをどうぞ。
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